片づけ脳力®とは

片づけ脳力®検定理念

 

『片づけ脳力を育み 人生を整える力を身につける』

 

片づけ脳力®の定義

大きなストレスを感じることなく自分の暮らしを快適にするための日常行為として、片づけや整理収納をがんばらなくても自然にできる(=習慣となる)能力のことで、

具体的には、

1:自分にとって価値のあること・物を選び取る力
2:選び取った物を使いやすく戻しやすい場所に収める力
3:使った物を元の場所に戻すことを習慣化する力
4:必要としなくなった物を速やかに手放す力
5:自分と他者の価値観の違いを受け入れられる力

の5つの力がバランスよく身についた状態を指す日本ライフオーガナイザー協会の造語です。
「物と情報が過多な時代」に必要なライフスキルである「ライフオーガナイズ」の考え方のひとつです。

ライフスキルとはWHO(世界保健機関)が、どの時代、どの文化社会においても、人間として生きていくために必要な力があるとし、「日常生活で生じるさまざまな問題や要求に対して、建設的かつ効果的に対処するために必要な能力」と定義した言葉です。
ライフスキルには下記の10のスキルがあります。
出典:定義と10のスキルは文部科学省WEBサイトより引用http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/002/003/010/009.htm

1:意思決定
2:問題解決
3:創造的思考
4:批判的思考
5:効果的コミュニケーション
6:対人関係スキル
7:自己認識
8:共感性
9:情動への対処
10:ストレス・コントロール

ライフオーガナイズとは、暮らしを最適化するための考え方であり、「空間や暮らし、人生を俯瞰し仕組み化する・最適化する技術」と日本ライフオーガナイザー協会が定義した言葉です。思考の整理からはじめるコンサルティング型片づけのプロフェッショナル「ライフオーガナイザー」の行動規範であり、よりよく生きるために必要な片づけという日常的な行為を通じて得られる、人生そのものを整える技術といえます。

一般的な片づけ・整理収納ノウハウとは異なり、物と空間だけではなく「人」に着目し、自分自身や家族をはじめとする周囲の人の思考と感情、行動と習慣、環境や関係性を最重要視、思考の整理からはじめる手法が特徴です。

片づけ脳力 ®は一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会(Japan Association of Life Organizers 略称:JALO)の登録商標です。

 

JALOスクールプロジェクト2018

小学生のための楽しいかたづけ

2008年の協会設立時よりビジョンのひとつとして掲げられていた「学校教育にライフオーガナイズの概念と手法を普及していく」ための活動で、2014年1月からの準備期間を経て同年8月1日に始動したプロジェクトです。(旧名称:JALO in スクールプロジェクト)

2015年2月に「小学生のための楽しいかたづけ」を出版、片づけをテーマとした夏休みの自由研究課題とするための専用サイトの開設・ワークショップの開催、片づけ大賞こども部門の新設といった活動を行ってまいりました。

2018年JALO設立10周年を記念し、JALOスクールプロジェクト2018として活動をリニューアル。片づけ脳力®検定事業の一環としてジュニア片づけ脳力®検定および検定対策講座を実施することで、学校教育への普及を目指しています。